出会い系サイトで援助交際相手を探す
ゴージャス美女が要求してきたこと
数日後、レスが返ってきた。何度かメール交換をしているうちに、俺は実際に彼女と実際に会うことにした。待ち合わせの時間と場所を決め、目印として椎名林檎のCDをテーブルの上に置いて待っているとのメールを送った。すぐに『楽しみにしてます』のレスが返ってきて、彼女も乗り気のよテな雰囲気だった。
待ち合わせ場所の喫茶店、約束の時間が5分くらい過ぎたころだった。入口のあたりでキョロキョロしていた女の子が、テーブルの前にやって来た。
「こんにちわ」
身長160cmくらいの細身の女の子で、ルックス的には本上まなみを少し田舎っぽくアレンジしたような感じだ。俺的にはラッキ一という思いでいっぱい。名前は芳美(仮名)と言った。
ひとり暮らしで営業事務のOLをしているというわりには、身につけている服や小物は、さりげなく高級ブランド品で、年齢の割にはゴージャス感が漂っている。
俺が今身につけているブランド品って、ジッポのライターとリーバイスのジーンズ、今さらナイキのスニーカーくらいじゃないか。簡単に世間話をしたあとで、掲示板にあった『欲しいものがいっぱいあって困る』という言葉について尋ねてみると。
「ブランドの服やバッグ、あと車も欲しいし、休みにはダイビングも行きたい。本当に欲しいものがいっぱいありすぎるの。でも、一番欲しいものは、それらを手に入れるために必要なお金かな?」
出た。やっぱり金銭の援助を求めてきた。希望金額は1回で3万円。どんなに彼女がいい女でも、貧乏なフリーライターの俺に1回3万円はキツすぎる。
「ごめん、俺にはそんな金出せない」援交 会える
セックスする気さえ失せてしまったではないか。だが、せっかくの機会だ。酒でも酌み交わしつつ、芳美からネツト援交について話を聞くことにした。
炒織と同じ世代の芳美だが、かつての援助交際ブームのときには地方にいて、援助らしきことは一度も経験したことがなかったという。大学進学のために親元を離れ、学校で自分のアドレスを交付されてから、芳美はネットの面白さにハマリ、様々な経験を積んでいくうちに、ネット援交を始めるようになった。
「サークルとか、いろんなつき合いをしていくうちに、どうしてもお金ってかかなものでしょう。仕送りとバイトの収入だけでは、どうしても足りなくて」
ある日、ネットで調べものをしているときに、ひょんなことから芳美は援助サイトの存在を知り、好奇心からネット援交の世界に足を踏み込んでいく。
「ネット援交を始めたときは、当時つき合っていた男と別れたこともあって、ちょっとヤケを起こしていたのかも。でも、初めての人がすごく紳士的な人で、ネット援交って思っていたより怖くない世界なんだって気付いて。それからハマったのね」
芳美のネット援交歴は約3年、月に15万くらいの収入があるという。
一度覚えた援交はなかなかやめられない?
それだけの男からの援助を可能にしている理由を、芳美から詳しく教えてもらった。芳美がターゲットを捜すための手段として愛用しているのが、柔軟取り混ぜた出会い系のサイト。サイトの特性に合わせて、手を替え品を替え男にアプローチをかけるのだ。
「出会い系のサイトって、ほとんどのところが女は登録料無料だし、男に入会資格が必要なところも多いから、その時点でつきあう男が厳選されるのね。彼らはお金を出してでも多くの女性と知り合いたいって人たちだから、話の持って行き方次第で、普通の出会いから援助へとステップアップさせることができるわけ」
相手の男の収入や、社会的地位などが把握できるサイトは、逆に援助を切り出しやすいそうだ。
こうした出会える 出会い系の中には、男の入会が厳しい反面で、審査に通れば会員女性の顔写真を見ることができる特典があるなど、文面以外の部分から女をセレクトできるところもある。
もうひとつは、ズバリ援助交際を申し出るケース。アクセスするときにいくつかのキーワードをたどっていくと、掲示板にたどり着くことができ、『おこづかいほしいな』などの、具体的なお願いができるサイトもあるのだ。
「こういうサイトは、面倒くささを感じなければ基本的に誰でもたどり着くことができるけど、時々法律に引っかかりそうな子、簡単に言っちゃうと高校生くらいの年の子がカキコしているから怖い。私はそういうサイトに行くときは、フリーメールを使うようにしている。だって、メールアドレスから個人情報が漏れたりしたら怖いでしょ」
安全なサイトでは堂々と、危険なサイトには細心の注意を払って、芳美は援交相手を求めに行くのだ。
その後、芳美から教えられた援交希望の掲示板にたどり着くことができた。芳美と同年代かそれ以上の女性からの書き込みが多かったが、危惧していた年齢層の子からの書き込みも確かに存在した。
また、普通の男女のパートナー募集のサイトでも、文章を読むとやんわりと援助を求めているケースも多い。
ネット援交は、実に曖昧に、しかも受け手のインスピレーションに頼って行われているのが実情だろう。それにしても、こんなに多くの女たちが、ネットで援交相手を探しているのには驚いた。話を聞いた女が口を揃えたように言っていた、「欲しいものがいっぱいある」という言葉が、彼女たちの限りない欲望を表している。会社の給料だけでは、欲しいものが手に入らない現実と、楽をしてお金を儲けていた時代の名残が、彼女らをネット援交に走らせているようだ。
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2011年10月12日 | コメント/トラックバック(0)|
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